無利息サービスを比較!カードローン会社6社をご紹介

[公開日] [最終更新日]

無利息といえば、基本的に初回の30日間は金利0円でカードローンを利用できるというサービスです。キャッシング全体で見ると、利用できる銀行・消費者金融はまだまだ少ないですが、借入先を選ぶ条件としては魅力的なサービスであることは間違いありません。
そこで、皆さんも一度は名前を聞いたことがある銀行・消費者金融に絞って、無利息サービスを提供している金融機関を比較いたします。

※本ページにはPRが含まれます。

無利息サービスがある金融機関を比較してみました

現時点で、無利息サービスを提供している金融機関を表でまとめました。
消費者金融だけのサービスと思いきや、銀行も行っているところはあるので、皆さんが思っているよりも選択肢はあります。無利息サービスそのものには大きな差はありませんが、各金融機関毎に異なる点があるので、無利息以外のメリットを見つけて選んでみてはいかがでしょうか。選ぶ方法については、「金利や審査で見比べるカードローンの選び方とは?」こちらのページを参考にしていただければ幸いです。

消費者金融 銀行
プロミス アコム アイフル ノーローン 新生銀行レイク ジャパンネット銀行
アイフル ノーローン ※2018年3月廃止
(2018年3月時点)
ジャパンネット銀行
初回30日間 初回30日間 初回30日間 何度でも 初回30日/180日 初回30日間
年4.5~17.8% 年3.0~18.0% 年3.0~18.0% 年4.9~18.0% 年4.5~18.0% 年2.5~18.0%

プロミス

金利 限度額 無利息サービス 特徴
 年4.5~17.8% 最大500万円 初回利用時:30日間 低金利

大手消費者金融の中でも、コマーシャルや広告の活動が盛んな「プロミス」は、皆さんも一度は見たことや聞いたことがあるはずです。プロミスの正式な会社名は、SMBCコンシューマーファイナンスといい、三井住友銀行のグループ会社です。そのため経営が安定しており、消費者金融の中でも信頼のおける1社です。

プロミスの無利息サービスは、一般的な「初回借入時に30日間の無利息期間がついてくる」サービスです。無利息のカードローンは、「契約日」または「借入日」の翌日から30日がカウントされるようになるのですが、プロミスとノーローン、ジャパンネット銀行は借入日の翌日からカウントされるので、契約したその日のうちに借り入れしなくても損をしない嬉しいサービスとなっています。


アコム

金利 限度額 無利息サービス 特徴
 年3.0~18.0% 最大800万円 初回利用時:30日間 高い審査通過率

渡部篤郎さんと佐藤美希さんのコマーシャルでお馴染み、消費者金融の「アコム」も無利息サービスを扱っているうちの1社です。こちらは、三菱UFJフィナンシャルグループの会社なのでプロミスと同様に信頼できる消費者金融です。

アコムの無利息サービスも、初回利用時に30日間の無利息期間がついてくるものです。ただしプロミスとは異なり、契約日の翌日から30日がカウントされてしまう点には要注意です。
他の消費者金融よりも優れている点として、アコムの審査通過率が非常に高いという点があります。プロミスやアイフルの審査通過率が40%前半であるのに対して、アコムは49%の通過率が1ヶ月に記録されることもあります。単純に審査の難易度だけで選ぶ場合は、アコムが一番安心できます。

※アコムマンスリーレポート:https://www.acom.co.jp/corp/ir/library/monthly_report/
※アコムは『はじめてのアコム』というように、競合サービスよりも1社目のカードローンに選ばれるが多いため、審査通過率が高い


アイフル

アイフル
金利 限度額 無利息サービス 特徴
 年3.0~18.0% 最大800万円 初回利用時:30日間 クレジットカードにローン機能をつけられる

コマーシャルでは芸人のバナナマンのお二人が出演している「アイフル」も、無利息サービスを提供している消費者金融の1つです。プロミスやアコムとは異なり、銀行のグループ会社ではありませんが、その分、独立して経営が安定している実績と、利用者のニーズに応えることができる実力があります。

アイフルの無利息サービスは、平成28年度の2月から始まりました。始まってから比較的時間が経っていないことから、無利息サービスの利用者を増やすために、積極的に利用者を増やしている可能性が高いです。サービス自体は、アコムと同様に初回利用時から30日間の無利息がついてきて、契約日の翌日から30日がカウントされます。
また、アコムが発行しているクレジットカード「ACマスターカード」にカードローン機能をつけることができるため、1枚のカードに2つの役割を持たせることができるのも特徴です。


ノーローン

ノーローン
金利 限度額 無利息サービス 特徴
 年4.9~18.0% 最大300万円 なんどでも1週間 文字通り何度でも利用できる無利息サービス

上記3社と比べると若干知名度が下がりますが、新生銀行グループの消費者金融の「ノーローン」も無利息サービスを行っています。

ノーローンの無利息サービスは「なんどでも1週間無利息」という特殊なパターンです。1週間という制限はありますが、文字通り何度でも無利息サービスを利用することができます。一度サービスを利用した後は、翌月以降の借り入れで再び利用することができます。給料日1週間前に、数万円が必要になってしまったという時は、ノーローンを利用すれば利息0円で切り抜けられます。


新生銀行カードローンレイク(2018年3月をもって新規受付は終了※2018年3月時点)

金利 限度額 無利息サービス 特徴
年4.5~18.0% 最大500万円 初回利用時:30日or180日 最大180日無利息

※2018年3月をもって新生銀行カードローンレイクのブランドは無くなります

以前までは消費者金融として有名だったレイクは、2008年に現在の新生フィナンシャルに丸ごと買収されて、2011年10月以降から新生銀行の融資事業となりました。そのため、現在では銀行カードローンとして取り扱うのが正しいです。

レイクの無利息サービスは2種類あります。どちらも初回利用時のサービスですが、期間を30日間にするか180日間にするか選ぶことができます。30日間の方は、他社同様の基本的な無利息です。180日間の方は、「借入限度額が5万円まで」という制限はありますが、期間中は借入と返済を何度しても5万円分は利息0円という嬉しいサービスになっています。


ジャパンネット銀行

ジャパンネット銀行
金利 限度額 無利息サービス 特徴
年2.5~18.0% 最大1,000万円 初回利用時:30日間 ネットキャッシングに強い銀行

最後は、ジャパンネット銀行です。他の金融機関よりも知名度はそれほどありませんが、三井住友銀行やプロミスと関わりがあり、店頭窓口のないネット銀行の中では比較的有名な銀行です。

残念ながら、カードローンの新規受付は終了してしまい、ネットキャッシングへ移行してしまいました。しかしネット銀行なので、インターネットを利用して、限度額内で自由に借入と返済ができます。
ジャパンネット銀行の無利息サービスも、初回借入日の翌日から30日の無利息期間があります。


無利息期間の注意点

無利息サービスを利用する上で1つ注意してほしいことがあります。それは、無利息期間中にも返済期日はあるということです。
初めてカードローンを利用する方が失敗しがちなミスなのですが、無利息期間中はまったく返済しなくても良い期間というわけではありません。各カードローン毎に決められた約定返済日までに、借入金額に応じて決まっている最低返済額以上の金額を返済しなければいけません。

もし約定返済日を無視して延滞してしまうと、延滞金が発生する上に、無利息サービスを取り下げられてしまう場合もあります。契約時には、30日の間にいつ返済日があるのかをしっかりと把握しておきましょう。


まとめ

無利息サービスを提供している金融機関と注意点についてまとめました。

  • 初回利用で30日間の無利息:プロミス、アコム、アイフル、レイク、ジャパンネット銀行
  • ノーローンは、何度でも1週間無利息のサービスを1ヶ月に1度利用できる
  • レイクは無利息が2つあり、5万円までなら180日間という長期無利息サービスがある(レイクは2018年3月を持って廃止)
  • 無利息期間中にも返済期日はあるため、返済日がいつなのか契約時に把握しておくこと