銀行と消費者金融の3つの違いとおすすめカードローン

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これからカードローンを申し込もうとしている方は、「お金を借りようと思ったけど、銀行と消費者金融って厳密にはどんな違いがあるんだろう?」と考えてはいませんか?

どちらも、満20歳以上で安定した収入がある方なら、正社員やパートアルバイト問わず申込が可能です。ただしカードローンはそれぞれ、審査の早さや難易度、金利や限度額などに違いがあります。厳密にはそれぞれの金融機関で違いがあるのですが、大まかに銀行と消費者金融で違いを分けることができます。

そこで今回は、今後のカードローン選びの参考として両者の違いをご説明いたします。カードローンにこれから申し込もうとしている方や、異なる金融機関に申し込もうとしている方は、ぜひ参考にしてください。不安げに宙を見上げるスーツ姿の男性

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銀行と消費者金融の3つの主な違い

総量規制の有無

各カードローンの借入限度額以上借りることができないのは当然です。加えて、貸金業法の1つである総量規制で、「一個人が借りることができるのはいくらまで」と決まっています。これによって、消費者金融では年収の3分の1以上の借入ができません。

専業主婦もカードローンを利用できる

総量規制の関係で、自身に収入が無い専業主婦は消費者金融のカードローンを利用することができません。

しかし配偶者の信用情報によって、カードローンは利用することができます。その場合は「借入限度額が最大50万円」等の制限があります。

配偶者の同意書があれば、消費者金融でも借りることができるケースもあります。

金利と限度額の違い

ランキングで銀行と消費者金融を比べるとよくわかりますが、基本的な金利と限度額に差があります。

基本的には、銀行が「低金利・高限度額」。消費者金融は「高金利・低限度額」となっています。ただし2016年12月現在、大手消費者金融の一部でも高限度額のカードローンが浸透してきています。(例:「SMBCモビット」限度額500万→800万円)

カードローンは、契約した限度額内で自由に借入と返済ができる特徴を持っています。そのため、限度額で全体の金利が決まります。ですから、金利はできるだけ低い方が、支払う利息を抑えることができます。

審査の早さと通過率の違い

金利や限度額の違いから、それぞれの審査にも違いがあります。

消費者金融

消費者金融は「高金利・低限度額」なので貸し倒れのリスクが低く、審査結果が出るまではとても早いです。大手消費者金融であれば最短30分で審査結果がでるため、即日融資が可能なカードローンが多く、スピーディーな手続きに特化しています。

一度に借入できる金額はそれほど多くないので、利用者を増やすことで利息を多く払ってもらいます。そのため審査通過率が高く、毎月申込の40%以上が通っています。

銀行

一方で、銀行は「低金利・高限度額」なので貸し倒れのリスクは高いです。限度額も高いので、審査結果は最短30分のところもあれば、1週間近くかかる銀行カードローンもあります。

ある程度まとまったお金を借りることができるので、長期的な借入、つまり毎月少しずつ返済したい方に向いています。

初めてのカードローンならどちらがおすすめ?

カードローンの金利と限度額を優先するのか、審査の通りやすさと借りやすさを優先するのかで、選ぶことになります。

低金利・高限度額の銀行カードローンが利用できたら一番ですが、お急ぎの場合は大手消費者金融の中から選べば、間違いなく早く借りることができます。

そこで今回は一例として、銀行の中では比較的審査が容易な、三菱東京UFJ銀行カードローン「バンクイック」をご紹介いたします。

三菱東京UFJ銀行カードローン『バンクイック』

金利 年1.8~14.6%
借入限度額 最大500万円
審査時間 最短30分で結果回答
申込方法 インターネット、テレビ窓口、電話
普通預金口座 不要
ATM手数料 三菱東京UFJ銀行ATMおよび提携ATM無料

バンクイックの最大のメリットは、その審査通過率の高さです。その理由に、バンクイックの保証会社が大手消費者金融「アコム」という関係性があります。

保証会社というのは、実際に審査を行う会社のことを指します。つまり、バンクイックの場合はアコムが審査を行っているので、審査基準が他の銀行よりも易しい可能性が高いというわけです。

特に、アコムは消費者金融の中でトップクラスの審査通過率を有しています。そのためバンクイックの審査通過率は、オリックス銀行カードローンなどの他銀行カードローンと比べて高いというわけです。

まとめ

銀行と消費者金融のカードローンは、具体的にどの部分が違うのかという点についてご紹介いたしました。おおまかには金利・限度額・審査の3つに大きな違いがあります。

また、今回は銀行と消費者金融の2つに分けてご紹介しましたが、実際はそれぞれの銀行と消費者金融でそれぞれ細かな違いがあります。特に銀行カードローンの場合は、口座を持っているかいないか等、自分基準で申込先を検討してみることをおすすめします。