多重債務で返済に困っている方は、おまとめローンを利用して返済しましょう。
複数の他社からの借入を一括で返済するおまとめローンを利用することで、毎月の利息を減らして返済にかかる手間も省くことができます。今回は、おまとめローンのおすすめポイントと、気をつけて欲しいポイントをご紹介します。
※本ページにはPRが含まれます。
目次
おまとめローンをおすすめする2つのメリット
おまとめローンとは、現在の借入額と同じ金額の融資を借入して、抱えている債務を一括で返済するというもの。利息も手間も抑えられるため、借金で困っている人にはぜひ利用してほしいローンです。
毎月の利息を安くすることが可能!
おまとめローンは、低い限度額で散らばっている債務から、一つのまとまった債務へと切り替えるものです。
低い限度額では適用される金利も高くなりますが、高い限度額の債務へと切り替えることで金利を引き下げることが可能なのです。毎月の返済が利息に追われてばかりで、全く元金を減らせないと困っている方は、おまとめローンで債務を切り替えましょう。
返済の手間を省くことが可能!
複数あった債務を一つにまとめるということなので、返済の手間も一度に減らせるというのも大きなメリットです。
支払い先が一つに減ることで、精神的な負担が軽くなるだけでなく、返済にかかる手数料も節約することができます。手数料といっても、毎回100円程度なので、気にしない方も多いとは思いますが、回数が増えていくと馬鹿にならない金額になるため、手数料は少なくて済むに越したことはありません。
おまとめローンで気をつける3つのこと
おまとめローンは普通のカードローンとは違うため、審査の基準や追加の借入が難しいなど、違いがいくつかあるので気をつけなければなりません。
おまとめローンの審査は厳しい?
おまとめローンは、通常のカードローンとは違い、金額も大きく、すでに多重債務を抱えている状態のため、審査の基準が厳しくなります。
収入が高額である必要はありませんが、毎月安定した収入があることを証明しなくてはなりません。また、借入の際には返済計画も立てる必要があるので、完済するという強い意志が必要といえます。
追加の借入が難しい
おまとめローンは借金の返済を目的としているため、返済中に追加での借入をすることは原則出来ません。
そのため、返済期間中に収入が減った場合には、一気に債務整理へと追い込まれる可能性があります。中には、おまとめローンの返済中でも、限度額内であれば返済した分を借入できる業者もあるため、収入が不安定になりがちな方は、事前に確認しておくといいでしょう。
借入件数が4件以上あると厳しい
1つ目の審査に関連しますが、借入件数が4件以上あるとおまとめローンの審査に通れないと思いましょう。
借入件数が多いということは、借金を借金で返済していると見られます。銀行や消費者金融から見るとそういったユーザーは貸し倒れのリスクがあるため、高額になりがちなおまとめローンの審査はさらに厳しくなってしまいます。
おまとめローンと総量規制
消費者金融のカードローン等の貸金業者の商品は、貸金業法で規制されている総量規制の影響を受け、債務の合計が利用者の年収の3分の1を超えてはいけないという制限があります。
債務を一本化して返済する際には、現在抱えている債務の分お金を借りるため、一時的に債務は2倍になってしまい、総量規制の対象内では、年収の6分の1以上借入をしていた場合、おまとめローンが利用できないことになります。そのため、貸金業法では、債務者が一方的に有利な場合に限り、総量規制の対象とならないよう特例が認められているのです。
おまとめローンはこの特例の範疇となっており、申し込み者が一方的な有利な条件であるため、消費者金融からも借入が可能なのです。
まとめ
おまとめローンは、現在支払っている返済額よりも、確実に利息を減らすことが可能です。しかし、銀行カードローンなど、元々低金利の融資を受けている場合には、それ以上引き下げることが出来ない場合もあるのでご注意ください。
複数の消費者金融からお金を借りている方は、確実におまとめローンを利用した方がいいでしょう。