過去にいろいろあって、今もなお借金に毎月悩まされている方は、きっといつも「返済を楽にする方法はないかなあ」と思っているはずです。
現に、筆者も2年前まで、銀行と消費者金融合わせて3社から150万円ほど借金をしていました。毎月の返済額は1社2万円ずつで6万円もあり、家賃と生活費もあわせて給料から引くと、食費は毎月1万円残るかどうかというくらい大変でした。
そこで毎月の負担を楽にする手助けとなったのが、おまとめローンでした。今回は返済でお困りの皆さんのために、おまとめローンでどれくらい毎月の返済が楽になるのか、私が話を聞いた中でおすすめの銀行・消費者金融をご紹介させていただきます。
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目次
毎月の返済はおまとめローンで楽になります!
おまとめローンを利用することで、実際にどれくらい返済が楽になるのかというと、借入金額によって毎月2,000~40,000円程度の返済で済むようになります。それができるのは、複数の借り入れをまとめて、毎月の返済回数を1回におさえることができるからに他なりません。
それでは、具体的にどのようなメリットとデメリットがあるのかをご紹介いたします。
おまとめローン化のメリット
返済回数が1回になる
返済回数が減ることで、毎月の負担額も減ります。
返済期間にもよりますが、数社に返済する金額よりも、1社に返済する金額の方が低く設定されているからです。
また、金融機関毎に返済期日が異なることで、何回も返済手続きを行うのが面倒というケースも、おまとめローンを利用することで解決することができます。
金利を下げて利息をおさえることができる
おまとめローンで1社に借り入れをまとめることで限度額が上がるため、金利を下げることができます。
キャッシングに関する法律である利息制限法によって、借入限度額が上がるほど金利は下がるようになっています。そのため、数社に毎月払っている利息よりも、おまとめローン1社に払う利息の方が低くなり、全体として返済総額をおさえることができます。
返済を延滞するリスクが減る
借入先が1社に減ることで、返済漏れのリスクを減らすことができます。
返済を延滞をした際の遅延損害金は金利が20%と高く、もし3社の返済に遅れてしまうと、それだけで更なる負担となってしまいます。もし遅れてしまうにしても、数社へ連絡するより、1社に連絡するほうが楽にきまっています。万が一を考えると、借入先はできるだけ減らしておいた方が、のちの自分のためになりますよ。
おまとめローン化のデメリット
返済期間が延びてしまう可能性がある
メリットの多いおまとめローンですが、デメリットも存在します。
まとめることで毎月の負担を減らして楽にできる一方で、借入残高が減るペースはゆっくりになるので、結果として返済期間が延びてしまうこともあります。
「今の返済が楽になるなら別にいいよ」と思う方も多いですが、借入の「元金」が減らずに、利息ばかり支払ってしまうケースもあります。そうなると、支払利息を含めた返済総額がとんでもない金額になってしまいます。
おまとめローンを利用するときは、返済期間を決めてちゃんとした計画を立てましょう。
銀行と消費者金融ならどっちがおすすめ?
返済に直接関係する金利の面で言うと、銀行がおすすめです。しかし金利以外の面で比べると、一概に銀行だけとは言えません。
借入先は人によって異なりますが、どのおまとめローンを利用するのかを考えるために、まずは、銀行と消費者金融どちらが自身に合っているのかを判断しなければなりません。そこで、銀行と消費者金融それぞれのおまとめローンについてメリットとデメリットをご説明します。
銀行のおまとめローンのメリットとデメリット
イメージとしては、「銀行だから安心できる」というのが強いですが、キャッシング面で見ると下記のメリットとデメリットがあります。
銀行のメリット
銀行は、低金利かつ高限度額のおまとめローンが強みです。
消費者金融と比べると元々の金利が低いため、おまとめローンにすれば、限度額が上がってさらに金利が低くなります。限度額も高いため、借入先としては何も心配せずに利用することができる安心感も良いですね。
銀行のデメリット
高限度額なので、審査が若干難しく長い傾向があります。
元々、銀行はスピード融資に強いわけではないため、「審査結果を即日で知りたい」とお急ぎの方は合わないこともあります。1,2週間ほど余裕をもって申し込むのがベストです。
消費者金融のおまとめローンのメリットとデメリット
消費者金融の場合、通常のキャッシングでは総量規制の制限があるため、年収の3分の1をこえた借り入れはできません。しかし、おまとめローンは総量規制の対象外にあたるため、消費者金融においても高額の借り入れが可能です。
消費者金融のメリット
審査スピードが早いという強みがあります。「即日融資」など、スピーディーな手続きに強い消費者金融ならではのメリットです。借入金額にもよりますが、最短即日で融資を受けることができます。
消費者金融のデメリット
おまとめローンに変えても、金利が変わらないことがあります。銀行のキャッシングを利用している場合は、かえって金利が高くなってしまう可能性があり、毎月の返済額と利息が増えてしまうケースもあります。
申し込み前に、毎月の最低返済額と利息はきちんと確認しておきましょう。
銀行と消費者金融の中でもおすすめのおまとめローン
銀行と消費者金融、それぞれにメリットとデメリットがある中でも、一部のおすすめできる借入先をご紹介します。
三井住友銀行カードローン
金利 | 年4.0~14.5% | 限度額 | 最大800万円 |
借入残高と毎月の返済額 | |||
30万円以下 2,000~6,000円 |
31~50万円 8,000~10,000円 |
51~100万円 11,000~15,000円 |
101~150万円 16,000~20,000円 |
151~200万円 21,000~25,000円 |
201~250万円 26,000~30,000円 |
251~300万円 31,000~35,000円 |
301~400万円 40,000~45,000円 |
三井住友銀行カードローンは、メガバンクの1つということもあり、メインバンクとして普段利用されている方も多いのではないでしょうか。
特徴として、借入残高10万円ごとに毎月の返済金額が1,000円ずつ上がっていくことが挙げられます。1,000円単位で毎月の返済額を調整できるので、負担も調整しやすいというのが良いところです。また、毎月の返済額が低めに設定されているので、さらに負担が軽減されて、利用しやすいカードローンの1つとなっています。
アイフル(おまとめMAX)
金利 | 年3.0~17.5% | 限度額 | 最大500万円 |
借入残高と毎月の返済額(10年) | |||
100万円 17,000円 |
200万円 33,000円 |
300万円 49,000円 |
400万円 65,000円 |
消費者金融の中でも、おまとめローン専用のサービスを提供しているキャッシングもあります。アイフルの「おまとめMAX」はその1つです。
銀行と比べると、金利と限度額が一段劣ってしまうのが気になる一方で、審査通過率は銀行よりも高いというメリットがあります。早ければ最短即日で審査結果がわかるので、お急ぎの方はアイフルも検討しましょう。